パワーサプライとは エフェクター用など
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パワーサプライは、電源を供給するための機器です。パワーサプライの製造元としてはジーエスユアサコーポレーションが有名です。最も
身近なパワーサプライといえば、家庭用交流電源を直流電源にするACアダプターでしょうか。パワーサプライには、供給する電力量や使用する
電源や分配方法によりさまざまなものがあり、商用向け電源に使用するパワーサプライはオムロンや古河グループの富士電機などで製造されて
います。またギターのエフェクター用のパワーサプライは、caj(カスタムオーディオジャパン)などから発売されており、デジネットなどの
通販で購入することもできます。パワーサプライは、携帯電話やノートパソコンの充電には使用しますが、実際に使うときの電源はバッテリーです。
パワーサプライはさまざまな産業分野で使用されていて、一例をあげると通信機器やコンピューター・ロボットなどの制御機器、オシロスコープや
アナライザーなどの計測機器、心電図やCT・MRIなどの医療機器向けなどがあります。こうした産業用パワーサプライになると、かなり大型
です。
家電量販店などに並ぶ家庭向けや趣味用のパワーサプライは、単品で販売されることもありますが、RAT・DOD・MXRなど変換が必要な
ピンコードや、エフェクターに対応した変換ジャックなどをセットにして販売しているパワーサプライもみかけますね。こうしたパワーサプライ
は12?などの安定した直流電源を供給することが必要です。また音楽機器に使用するパワーサプライは、音の質やノイズといった影響が
出てしまうことがありますから、注意が必要です。
パワーサプライ トランス式とスイッチング式
家庭用のコンセントを使用するパワーサプライはトランス方式と呼ばれ、ノイズやリップルが少ないというメリットがあります。トランス方式の
パワーサプライのデメリットは、容量が大きくなると機器が大型化してしまい、なおかつ電力効率が悪いことです。
これに対しスイッチング
レギュレーター方式のパワーサプライとは、FETなどの半導体スイッチを使用してパルス変調することで電力を制御するパワーサプライですが、
高周波スイッチングっで小型化できて電力効率も良いというメリットがありますが、このメリットをもたらす半導体の高速スイッチングが
大きなノイズを出してしまうというデメリットがあります。あちらをたてればこちらがたたずといったところでしょうか。
家庭用電化製品
から産業用機器まで幅広く活躍しているパワーサプライ、調べてみるとなかなか興味深いものですね。あなたの周りのパワーサプライ、
何個くらいあるでしょうか。